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CPA/VB/備忘録

2012-01-01から1年間の記事一覧

監査法人から内定もらったときに考えること

監査法人の就職需給はずいぶん改善しているようで、監査法人から複数内定もらっているかたもけっこういるみたいですね。そういう状況になると、今度はどこの法人に行こうかと、贅沢な悩みも出てくるわけで。 自分が就職したときの振り返り 僕が合格したのは0…

相談にのることについて相談にのってほしい

キャリアとか今後の進路の相談受けたときに、それたぶん失敗するだろうなとかその考え方どうなんだろっておもったとして、そういうときってどうしたもんか悩む ベースとなってる知識や経験、環境が違うもんだから、自分が持ってる答えをそのままスライドさせ…

不正に対応した監査の基準の考え方(案) について

金融庁から出たときはおぉ…とおもったんですが、この度JICPAからの意見書が提出されまして、今回はおぅ…とおもいましたので感想を。 「不正に対応した監査の基準の考え方(案)」を最初みたときは、あぁまたやらなくてもいい監査手続が増えるわこれとげんな…

修了考査勉強法

// バックグラウンド 会計士試験は06合格。修了考査は09年合格。大手監査法人で監査とIPOメインでやってました。12月はほぼお休みで、1日10時間ぐらい勉強してました、11月中は土日それぞれ3〜5時間ずつくらい。ちなみに09年の修了考査は12月のクリスマス当…

細かいことに気をつけると全体も違ってみえる

2年前ぐらいに同僚の結婚式の2次会で、AKB48の会いたかったを踊ることになったんですね。やると決めたら何事も真剣に取り組まずにはいられないたちなので、毎日のように会いたかったのPVを見ては踊り、出張にいってもホテルであまり迷惑にならない程度の音…

会計人祭参加してきました

会計人祭でパネラーとして話して、その後の懇親会でいろいろな方とお話しておもうところがあったんですが、全然考えがまとまりません。さーせん 最終的な結論だけは出ていて、 "人によってベースとなる能力とか性格も違う、仕事に求めるものも違う、そういっ…

知識と経験の掛けあわせ

自分の前職の監査法人のとある地方事務所ではアシスタント職ってのがありまして アシスタント職ってのは、まったくの会計監査ど素人の人を新卒入社させて、とりあえず監査現場に投入して監査やってもらうような職種です。 監査法人にいたかたならわかるとお…

モノを作らない人のプロダクト志向

引用元:僕の周りにいる学生プログラマーはプログラマーじゃない “じゃあなんで彼らはプログラミングをしているかというと、自分のアイディアをア イディアで終わらせたくないからだと思う。 プロダクト志向の彼らはアイディアをプロダクトに昇華させるには…

バックオフィス鬼十訓

仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。 小さな仕事でも真摯に取り組め、小さな仕事はおのれを小さくするが誰かがやらなきゃならない。 簡単な仕事もやれ、成し遂げたところで…

"審査に必要"は悪か。tweetしようとしたら地味に長くなったのでblogに書いた

監査現場でたまに耳にする"これ審査に必要なので"のお話 僕は"審査に必要"肯定派。 というのも現場担当してると会社の事情もよくわかってくるのでこれは監査資料として文書化必要なしと端折ってしまうこともあるんだけど(良し悪しは別として)、その一方審…

新株予約権発行要領のひな形

本要項は、●●●●(以下「当社」という。)が発行する第●回新株予約権(以下「本新株予約権」という。)にこれを適用する。 1.商号 ●●●● 2.申込期日 平成●年●月●日 3.発行日 平成●年●月●日 4.本新株予約権の目的となる株式の種類及び数 当社普通株式●…

ベンチャーで働いて成長するために大事なこと(学生向け)

最近、インターン志望の学生の面接をちょこちょこやっているのですが、僕がおもうベンチャーで働く(インターンを働くと表現していいのかどうかはわかりませんが)ということと、学生のかたとの認識に、乖離があるなぁと感じることがしばしばあります。 面接…

転職した理由

最近はじめてのかたとお会いする機会が増えていて、そのときよく今の会社に転職されたのはどうしてですかと聞かれるのですが、転職を決意したのが2010年の秋頃だったかな、もう1年以上前なので意外と忘れかけてしまっている自分に気がつきました。 まだかろ…

その営業じゃあ契約する気にならないわ

営業かけられる立場になっておもったこと 最近いろいろと管理部マターのサービスの営業を受けていて、おもったことをつらつらと。最初に言っておきますがdisってるわけじゃなく自戒の意味で。自分もいつか営業する側にまわるかもしれないからね。 「なぜ」を…

小さな会社がひとりの人を採用するということについて考える

従業員30人規模の会社を想像してください。 1人採用することのインパクトはどれほどのものか 約3% 僕の前職は監査法人で、4000人を超える人材を抱えていました。 4000人の3%で120人です。 120人の採用の意思決定をするのにどれだけの労力を費やしていたか…

予算でできる3つのこと

なんのための予算か ベンチャーで初めて予算を作るといったら、それはやっぱりファイナンスのタイミングなんでしょう。そのせいか、「予算=ファイナンスのための道具」というように認識されてることがあるようにおもいます。 ファイナンスのための道具であ…

スタートアップからの専門家選び

その専門家で大丈夫? 先日「ソーシャルランチ」のシンクランチさんにIGPIが出資というニュースが出てましたね。ミドル・バックオフィス系の専門家の知識をスタートアップの段階で使えるってのはとてもいいことだとおもいます。創業当初は間接業務に避けるリ…

2012年スタート

転機の年を終えて 2011年は自分にとって転機となる1年でした。 6月の半ばに5年勤めた監査法人を退職し、ベンチャー企業に転職しました。ステージとしてはまだまだスタートアップの域を出ないので、バックオフィス業務は何から何まで自分の管轄です。今まで…