修了考査勉強法
バックグラウンド
会計士試験は06合格。修了考査は09年合格。大手監査法人で監査とIPOメインでやってました。12月はほぼお休みで、1日10時間ぐらい勉強してました、11月中は土日それぞれ3〜5時間ずつくらい。ちなみに09年の修了考査は12月のクリスマス当たりに実施されてます。
実際にやったこと
全科目共通
過去3年の過去問の問題と解答を見て、どんな問題が出てるか分析(10月に実施)。
会計実務
11月から開始。六法をちょこちょこ読んでた。12月に入ってTACの答練を1回転。間違えたとこを中心に復習。テキスト、講義DVDは一切使わず。
監査実務
11月から開始。テキストを一通り読んでキーセンテンスで忘れてたやつは覚え直してた。TACの答練は解くことはせず、問題文と解答みてあぁこういう感じで論述してたなと思いながら解答を何回も読み直した。講義DVDは一切使わず。
租税実務
12月から開始。法人、消費に関してはTACの答練を1回転。間違えたところ中心に復習。組織再編税制、連結納税、移転価格、外税控除、所得税等々、法人消費以外のとこはテキスト読み込んで、例題解いた。それ以外はテキスト使わず。講義DVDは一切使わず。
経営実務
12月から開始。TACの答練1回転。間違えたとこを中心に復習。今は知らないけどその当時は財務分析が必ず出てたので、指標云々はテキストみて暗記し直した。講義DVDは一切使わず。
職業倫理
テキストを何回か読んだ程度。あとはヤマ(インサイダーアツいとおもってヤマはったけどまったく出なかった。笑)をはってそこはそれなりに暗記した。講義DVDは一切使わず。ちなみに先輩に相談したら、会計士に関するアツい思いをぶつければ大丈夫とアドバイスされたが全然そんなことはなかった。
試験後やればよかった、やらなくてよかったと思ったこと
会計実務
答練の複雑な計算問題はやる必要なかった。もっと六法を読み込んで知識の抜け漏れをなくすことに重点をおくべきだった。正答率は70%ぐらい
監査実務
キーセンテンスの暗記はまったく不要だった。監査やってる人はテキストさらっと眺める程度で十分だったとおもう。監査やってない人は過去問と、(意外にも)補習所のテキストと考査の復習が最も効果的だとおもう。正答率は90%ぐらい
租税実務
戦略的には間違ってなかったとおもう。ただ、09年は大問丸ごと連結納税、2問目が個人事業主所得、3問目は消費税だけどなぜか簡易課税という意味不明な問題構成。あえていうと組織再編税制、連結納税、移転価格、外税控除はもっと時間かけてテキスト読み込んだり、答練解けばよかったなとおもった。普段実務でやってない分仕上がるのに時間かかった。正答率は80%ぐらい
経営実務
過不足なくやれた感あり。正答率は90%ぐらい
職業倫理
爆死した科目。正直何度やっても爆死するとおもう。笑 そういう意味では周りと同じことをやっておけばいいとおもう。アツい思いはいらない。正答率は40%くらい(よく足切りにならなかったなとおもう)。
能力・経験に個人差あるのでなんともですが、自分はこんな感じで勉強してました。
ここで集中して勉強することが知識の整理になって、実務にもつながるので頑張ってください。