ベンチャーで働いて成長するために大事なこと(学生向け)
最近、インターン志望の学生の面接をちょこちょこやっているのですが、僕がおもうベンチャーで働く(インターンを働くと表現していいのかどうかはわかりませんが)ということと、学生のかたとの認識に、乖離があるなぁと感じることがしばしばあります。
面接にくる人の多くは、「ここで成長したい。将来のために何かを身につけたい。」と言います。ただ、厳しいことを言ってしまうと、会社で働くことで何かを得ようと考えている限りは、ほとんど成長できないとおもっています。
学業をこなしながら、大学生活をエンジョイしながら、仕事をして何かを得ようというのはとても難しいことです。本当に成長したいのであれば、何かを身につけてからこの場にきて欲しいです。
僕が見る限り、インターンで貴重な経験を得て成長していった人たちというのは、荒削りではあるものの、すでに"何か"を持っている人です。好きこそものの上手なれといういいましょうか、自分の趣味を日常をそのまま職場に持ち込めるような、ベースを持った人たちです。ベースがあれば、ベンチャーでの色濃い経験はきっと将来の糧になるでしょう。
その一方で、ベースがないとどうしても経験は薄いものにならざるをえません。そうであるなら、何も大学時代という貴重な時間を働くということにあてるのではなく、もっと別のことを経験すればいいのにとおもうのです。
働くことと、経験を得て成長することとの間に、必ずしも因果関係があるわけではありません。両者の間にはとてつもなく大きな壁がある、それを感じて欲しいなと面接をしながらよくおもっています。
そうはいいつつも、面接にはどんどんきて欲しいですね。その場で、人事担当者と話すことで、見えてくることもあるとおもいます。30分、1時間の面接で、何か気づきがあれば、費用対効果としては抜群ですね。
というわけで、ご応募お待ちしております(笑)